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 大村湾の静かな浦の、小さな催しのご案内。

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八女ってスゴい!!〜その3〜 23:15
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    『旧大内邸(きゅうおううちてい)』
    八女市立花町白木にある「大内暢三」の生家。

    周防国(すおうのくに/山口県)から発した名家の一族で、その第十代大内精一郎さんが初代白木村長および県会議員を務め、その子、第十一代「大内暢三」さんは、普通選挙法成立に尽力した方なのだとか・・・。

    『旧大内邸』は明治時代に建てられたそうで、廃屋同然となっていたところを、地元の方々が保存会を立ち上げ、修復したそうです。
    現在は見学(9:00~16:30)だけでなく、金・土・日・祝日のお昼のみ、予約制で「母の膳」というお食事を用意していただけます。


    こちらは3000円の『母の膳』。
    ボリューム満点でしょう?

    ご飯のおかわりもいただけて、途中、温かい麺ものや天ぷらも登場します。


    「精進料理」というわけではないようですが、地元で採れたお野菜や、地元で手作りされているこんにゃくなど、身体に優しい家庭料理が中心です。

    80年引き継がれた糠床から取り出される、これまた地元の新鮮なお野菜達。
    郷愁を掻き立てる糠のにおいと優しい酸味に心から癒されます。

    品数の多さにも驚きましたが、一番驚いたのはとても手間がかけられたお料理であったこと。
    その日のお昼は私達2人だけ(またもや貸切!)だったにも関わらず、どれもが丁寧に作られた手作りで、作り置きが出来そうな品も、決して古くない。

    味付けはとても上品で、九州の家庭料理にしては珍しく、私達の苦手な甘口でもありません。



    窓の外には、雨に濡れて冴え冴えとした緑と、濡れてますます存在感を増した庭石たち。
    日本の庭には雨景色が本当に似合う。


    私達が到着してお部屋に通された時、部屋の中におられた少し年配の上品なご婦人が、「あ・・・」と、ちょっと戸惑ったように声を出して振り向かれました。
    彼女の手にはハエタタキ。(笑

    「どうしても一匹ハエが迷い込んでしまってて・・・。」
    「ふふふ・・・、また現れたら親の仇のようなおつもりで打ってくださいませ」と、いたずらっぽく言って立ち去ったその方が、後から聞いた話では、これらのお料理を作ってくださったご本人でした。

    私達の到着までの間、一生懸命ハエから守ろうとしてくださっていたお料理には、ハエがつかないように覆いが為されていました。
    心を込めて、手間を掛けてこしらえたお料理を、私達に届くまで守ろうとしてくださっていた姿にも大感激・・・。

    かつてこれほどまでに「おもてなし」という言葉を実感したことがあっただろうか・・・。

    と、思ってしまうほど、素朴でさりげない心配りや、お料理に込められた地元への愛情に、私たちは心を打たれてしまったのでした。


    お食事の後には建物見学。


    広~い客間。


    立派な梁。


    昔ながらの泥壁。

    素敵な中庭も、建物も、見応え十分。

    『旧大内邸』、おススメです!
    八女ってスゴい・・・!

    | たまには旅へ・・・ | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 557LOVE - -
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